~防除の話 その2~
この頃は日差しが強くなってきましたね。
お昼休憩していても、暑いなぁと思うことが多くなってきました。
そんな、どんどん苛酷になっていく日々の中、
あした、散布をやりに逝きます😇
…今回散布する薬はこちら、
オーソサイド水和剤80、炭疽病・落葉病対策のために散布します。
どちらの病気も品質を大きく損なう(炭疽は価値0になる)ため、
しっかり防除しないといけません。
トクチオン水和剤 カイガラムシなどの害虫を防除する殺虫剤です。
カイガラムシにやられると、
実が汚くなります。
きれいに掃除しないと出荷できません。
実が日持ちしなくなります。
だから価値がほぼ付きません。
ということで、最悪な気分になります。
はい、こちらもしっかり防除しないといけませんね。
さて、今回散布する畑は富有柿の広い畑となります。
早秋は前回の薬を使って集中的に防除したいので見送りとしました。
去年の富有柿の畑では、落葉病が多くみられてましたから、
今年はていねいに散布して発生を抑えないといけません。
(若い木が育ってきて、大玉の収穫が増えていたのにもったいない!)
せっかく立派なサイズになっても、
病害虫で品質が落ちると価値が付かないという悲しい現実。
・大きくて立派な柿をつくること
・柿が病害虫でやられない環境をつくること
どちらも欠かせない要素ですが、
たぶん、農家として後者を怠ることは致命的だと思いますね。
よし、今年の方針は 水はけと適切な薬剤散布、トータルで畑の環境を改善する。
これでいこう。辛くてもしっかり実施していきます😇、ではでは。