~防除の話 その1~
私たちは今まで農協に柿を出荷してきました。(語り口調)
大きな団体ですし、その中で品質と安全を担保するためには、
生産者側が守らないといけないルールが当然あります。
防除(農薬散布ですね)についても、月ごとに資料が配布されて、
皆が正しく作業できるように案内されています。
でも、私は手伝いで散布したことはあれども、
実際にどのタイミングでどの薬剤を使うのか、なんてことは考えてきませんでした。
なので、今年でしっかり覚えるためにも、都度記録を残していこうと思います。(語り終わり)
農薬散布の記録なんて、と思われそうですが
自分のための記録帳でもありますので、そこはご容赦を😉
さて、今回使用したものはこちら。
デランフロアブル。今回、炭疽病の防除を目的として使う薬剤です。
アビオンE。薬剤が柿の木に付着するのを助けるための展着剤です。
これらを、組合の資料に書かれている倍率の水で希釈し、
たびたび言っている、早秋の畑に散布します。
(ほかの畑は見送り、余分なものは撒きません。)
あとは、別の薬剤を混ぜてしまうと薬害を起こしてしまうとのこと。
用法用量を守るべし、やんちゃしちゃダメってことですね( ..)φ
ちなみに今回は噴霧器で手散布しました。
乗用の散布機(SS)で撒けば早いのですが、
資料には しっかりと散布すること と書いてありますし、
炭疽病はなくすのが大変と聞きます。
何も考えずまき散らしていては、十分な効果が得られないかもしれません。
今回、作業の様子は撮っていませんが、
(というか、農薬を散布してる最中にスマホを触る気にはなれないな笑)
散布の漏らしがないよう、いろいろな角度から散布することを心掛けました。
暑い中がんばったし、しっかり効果が出るといいな、ではでは。